本年、みなさまのおかげで
10周年を迎える博多漆芸研究所です。
日頃のご愛顧に心より感謝申し上げます。
さてさて、新年を迎えたところで
2016年をふりかえってみましょう。
まずは呂色磨きから・・・
研究所の誇る天才塗り師!Fさん。
研究所の誇る天才塗り師!Fさん。
博識でセンス抜群のIさんも、最初は真っ黒なお椀から。
Iさんの、驚異の消しゴムハンコは、今後の展開が楽しみです。
佐賀県から通ってくださっているY.N.さん、
蓋つきのお椀がとうとう完成しました!!
ピカピカすぎて、撮影が難しかったです。
変り塗りの名作もたくさん生まれました・・・
白檀塗りの額もYさんですね。
動きのある表現も、繊細な方がされると品があります。
佐世保から通って下さるSさんは、変り塗り名人です。
神秘に輝く帯留めは、お友達の注目度抜群!
Sさんと言えば、曙塗りもありました!
Jさんは、ご自分で制作された黒文字の木地を美しく仕上げました。
剥がれ、ヒビの入っていた蒔絵を修繕されたFさん。
木賊の部分を避けて、何度も根気よく塗りを重ねました。
巧みな梨子地で傷が見えなくなりました。
鹿児島からお越しのM.N.さんは、木の器に入ったヒビを漆で修繕。
それだけでは面白くないので、すり漆に錫粉を混ぜて
魅惑の輝き!!
(画像では伝わりにくいのが残念)
竹工芸の講師をされているNさんの作品もすばらしいですね!
さて、昨年の敢闘賞は、Yさんの般若心経でしょうか!
竹を炭化させた作品を制作されるYさん。
沈金技法で般若心経を表現しました。
漆芸は他分野とのコラボで、まだまだ面白い表現ができそうです。
まだまだご紹介しきれませんが・・・
今年も、何かが起こる予感。
新年早々、アクセサリー作家志望の方もご入会です。
どんな化学変化が起きるか、お楽しみに♪
漆のびっくり箱!
博多漆芸研究所を本年もよろしくお願いします。