2015年6月3日水曜日

講演会~「日本の漆と文化財」のお知らせです。

きたる6月26日(金)13:30~16:30 福岡氏中央区の天神北にある、書斎りーぶる 2Fセミナールームにて漆に関する講演会が行われます。
題して「日本の漆と文化財」

講師は、
日本産漆の一大産地から、松沢卓生氏(株式会社浄法寺漆産業 代表取締役)
日光東照宮など、文化財の保存修復を手がける業界からデービッド・アトキンソン氏(株式会社小西美術工芸代表取締役社長)
そしてぬり松、漆の教室代表の 松生順(九州産業大学芸術学部非常勤講師)
という、そうそうたるメンバーです。

以下、主催の松沢卓生氏からの言葉です。


日本の漆の約8割を生産する岩手県二戸市浄法寺町。
浄法寺の漆は金閣や日光東照宮などの国宝、重要文化財の修理修復に使用されています。
しかし、国内で使われている漆の約98%は中国産漆で、国産はわずか2%。
縄文時代早期からの長い歴史を持つ日本の漆の伝統は、残念なことに需要の低迷や職人数の減少・高齢化により「風前の灯」となっています。

それは、自然由来の優れた資源である漆の魅力が忘れ去られ、知られていないことも一因です。
漆の伝統を後世に継いでいくためには、漆掻き職人が集団として残っている今こそ、対策を講じなければなりません。

今回の講演ではそれぞれの立場で漆に関わられている方から、その現状とこれからについて語っていただきます。

参加は無料です。(事前にお申込が必要です。下記参照。)
福岡ではなかなかない漆に関する講演会です。どうぞふるってご参加下さい。


お問い合わせ先(主催者) : 株式会社浄法寺漆産業 
    
メール)info@japanjoboji.com  ☎019-656-7829

お申し込み : 下記URLの参加フォームからお願いします。 
http://goo.gl/forms/Fq9k7SOQKO


日本の漆と文化財 facebookページ    
https://www.facebook.com/events/1616597778626891/

主催:株式会社浄法寺漆産業
http://www.japanjoboji.com/