2013年11月26日火曜日

姪浜教室オープンのお知らせ

ぬり松、漆の教室が生まれ変わります!
今まで、中央区天神の教室を使用してまいりましたが、

  もっと大きな作品を作りたい!

  粘土を使った本格的な乾漆技法に挑戦したい!

  真空吸着ろくろでピシャっと研ぎたい!

  時間を気にせずに作りたい!

  チリ一つ落ちていないプロの塗部屋で塗りたい!


などのご要望におこたえるすべく
このたび、西区姪浜の工房を開放する運びとなりました。

希望される方には漆芸だけでなく、
創作の基本となるような
素描、デザイン、色彩学、立体造形などもご指導いたします。

ハンドメイドのフリーマケット、クラフトマーケット出品や、
定年退職後の副業など、
趣味の枠を超えた制作活動をお考えの方も、
プチ弟子入り感覚でご活用ください。


2014年1月からは、以下のとおり変更になります。

<天神教室>

毎月第1・3・4金曜日 9:30~12:00
  ※金継工芸会様のご厚意で、毎週開講できるようになりました。
    →毎週金曜日  9:30~12:00です。


来年度は利用者が若干増える予定です。
きゅうくつにならないよう、できるかぎり配慮いたしますので、
引き続きご愛顧のほど、よろしくお願いします。

<姪浜工房> 
毎週土曜日 9:30~12:00を基本とし、応相談。
     ※講師の都合が合えば、土曜日以外や
          午後の時間帯も講習いたします。
・・・お車の方・・・
「高速姪浜ランプ」を降りてスグ。
初日に駐車場所を案内いたしますので、
お申込みの際にお申し出ください。

・・・公共交通機関ご利用の方・・・
バスが便利です。
天神から15~20分で「石丸新町(新室見)バス停」下車。徒歩3分。

地下鉄でも
「姪浜駅」から徒歩15分です。
 駅からバスも出ています。

◯西鉄バス時刻表◯
~天神から~
  504 505 天神ソラリアステージ前→石丸新町(新室見)
   ※高速バスからお乗り継ぎの場合は、バスセンターから地上へ降りると
      すぐ左手に「ソラリアステージ前(2B)」バス停があります。
        天神 バスセンター周辺地図(.pdf)

~天神北から~
  「天神郵便局前」のバス停が便利な方は、徒歩3分で
  「天神北(3)フタタ前」のバス停へ乗り継ぎされると便利です。
  504 505 天神北(3)→石丸新町(新室見)

~地下鉄姪浜駅から~
  1 1-2  1-5  姪浜駅南口→石丸新町


1月から姪浜工房をご利用される皆さまには、
お道具や作品の移動などでお手数をおかけいたしますが、
何卒よろしくお願いします。






2013年11月15日金曜日

来月 12月の開講日

11月13日は「うるしの日」です。

平安時代、文徳天皇の第一皇子・惟喬親王が京都・嵐山の法輪寺に参籠し、
満願の日に漆の製法を虚空蔵菩薩から伝授された

という伝説をもとに、
日本漆工芸協会が1985(昭和60)年に、その満願日(11月13日)を
うるしの日として制定したそうです。

惟喬親王が漆の技術を人々に教えたというのは、あくまでもお話ですが、
木地師や漆掻きなどの職人さん達の間では虚空蔵菩薩信仰があり、
木地の傷などを埋める漆パテ「木屎(こくそ)」は、「虚空蔵」からネーミング
されたという説もあります。


今年の春、京都大原へ惟喬親王のお墓参りに行ってきました。
宮内庁の陵墓参考地になっています。
同じく大原には、惟高親王に仕えた人の子孫と称する久保氏が祀った
江文神社もあります。


江文神社のご祭神は、惟喬親王ではなくて、
「倉稲魂神・級長津彦神・軻過突智神」でした。
ひらたく言えば、お稲荷さん、風の神様、火の神様。
なんだか、金属精錬をする人たちが祀りそうなご祭神ですね。


4月9日でしたが、京都市内よりも桜の開花が一週間ほど遅いせいか、
観光客はほとんど見かけず、
ゆったりと、満開の桜と惟喬親王関連遺跡を満喫できました。
















さて、翌月開講日のお知らせです。
年末をお休みにしますので、第一・二・三週目の開講となります。

<金曜日> 
 12月6・13・20日

<土曜日> 
 12月7・14・21日

9:30~12:00の開講となります。


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<おしらせ>
教室を運営している「工房 ぬり松、」が、
東京・銀座で展示会開催中です。
11月20日まで。
工房ぬり松、ブログ