最近の参考作品をご紹介しまーす♪
漆芸技法の中でも、螺鈿は特に人気です。
漆芸技法の中でも、螺鈿は特に人気です。
竜宮城のような色彩とキラキラ感に、
魅了されない人はいないのでは?
しかし、実際にやると簡単ではありません。
薄貝を貼ってから漆で塗りこめますが、
その後の研ぎがなかなか難しいのです。
貝は薄いので、力を入れすぎると剥げてしまったり、
ヒビが入ることもあります。
Fさんの螺鈿、たいへんきれいに仕上がりました。
貝を破損することなく、きれいに研ぐことができました!
この飴のような輝き、たまりませ~ん。
みじん貝を蒔いたものも、ドリーム感あります!
お孫さんにプレゼントするために、根気よく制作を続けたFさん。
こんな素晴らしい器を使うお孫さんが羨ましいですね!
続いて、Nさんの小箱です。
寄木細工で松を表現した珍しい品ですが、
割れや欠損があって使用できない状態だったので
修繕しました。
補修してこのような感じに。
これはこれで重厚感がありますが、
ヤングな女性には、ちょっと地味かな、
ということで、
若いNさんに合わせてアレンジをご提案♪
思い切って、松の部分に銀箔を貼ると・・・
いかがでしょうか?
雰囲気ががらりと変わりました!
元通りに修復したり、
目立たないように傷を埋めるのはもちろん、
今回のように、ワンポイントでモダンにアレンジしたり、
まったく違う仕上げに塗りなおすことも。
漆って、際限なく遊べますよ~