2017年7月17日月曜日

新作紹介


姪浜教室は姪浜駅から15分ほど歩きます。
場所柄、自動車で通う方も多いです。

伊万里からバイクでお越しの方もいらして、
さすがに、着いたらまず一休みですね。

そんなわけで、生徒さんが到着したら
お茶をお出ししています。

そのときどき、珍しいお菓子を用意するのも
楽しみです。
もちろん、漆の器に盛って♪




雑談で盛り上がることもあれば、
作家さん同士の情報交換の場になることも。

作品の値段をどうやってつけるか?
どこの売り場がいい感じか?

なかなか同業者には聞けないようなことも、
仲間内ですから相談しやすいですね。



今回は、10周年記念展示会のお知らせもあり、
ひとしきりおしゃべりに花が咲きました。

暑中通っていただく中、
素敵な作品ができあがりましたので、
ご紹介します。


まずは、木地物を変り塗りで仕上げた作品。
この方は木工作家さんで、木地はご自分で作られました。
立ち上がりの美しい板皿です。

せっかくのケヤキ材ですので、
木目が出るよう、錫粉を蒔くときに加減しました。
夏にふさわしい、涼やかな作品になりましたね。


もう一点は、金継の大作です。
1ヶ月に2回ほど参加の方ですので、
一年以上かけて完成させました。

古唐津の陶片による呼び継ぎです。

陶片の隙間は梨地で埋めました。
格調高い仕上がりです。




これほどの作品となると、宝物です。

桐箱を作りましたので、
出来上がるのが楽しみですね。

おつかれさまでした。