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2017年5月23日火曜日

講師の展示会と休講のお知らせ



6月は、研究所の講師「工房ぬり松、」の
展示会があります。


<その1>



5/30(火)~6/4(日)
東京の桃林堂画廊にて
グループ展に出品します。

昨年と同じ場所、
同じメンバーです。

お近くの方はぜひ、遊びにいらしてくださいませ。


詳しくはこちらをご覧ください



<その2>


6/14(水)~6/20(火)
博多阪急デパートにて、
父の日にちなんだ小品展をします。

土日は沈金のワークショップもあります。
詳しいことは、後日アップ予定。



<休講のお知らせ>


6月2日(金)、3日(土)、13日(火)、17日(土)
は、休講となります。

今月の土曜日の講習は、
6/10、6/24の2回だけとなります。

ご不自由をおかけしますが、
何卒ご了承くださいませ。



2017年5月14日日曜日

土曜日の講習日について



姪浜教室は隔週(第2・4)開講でしたが、
受講者が増えてきましたので
毎週開講することになりました。

※講師が展示会などで開講できない
日もあります。
予定表でご確認ください。

開講時間は9:30~12:00で変更ありません。
エアリザーブからご予約できます。


今年に入ってから、
木工作家さんや大工さんなど、
木に関わるお仕事をされている方が
受講されるケースが増えております。

20代のヤングな大工さん、
木造建築専門のお仕事をされています。

道具の墨壺をご自分で作られるそうで、
先輩方が趣向を凝らしているのを見て、
「そうだ、漆で!」
ということで、
最初に出来上がった作品がこちら。


ひとひねりあったほうが良いかなと、
松煙を使って渋めに仕上げました。
Cool!

姪浜教室では、金継も講習しています。
こちらは、水色金という珍しい粉を使った作品。
たいへん上品な仕上がりになりました。

長~い「入(ニュウ)」。
ここで純金を使うと、せっかくの絵よりも
金のほうが主張してしまいます。

水色は、金と銀との合金です。
青金は金8:銀2
水色金は金6:銀4

金粉と銀粉を同じ比率で混ぜただけでは
いけません。銀のところだけ変色します。

銀は空気中の硫黄と反応して硫化銀になるので、
黒ずんでしまうのです。

水色金は完全に混ざった合金ですので、
変色の心配はありません。

姪浜教室では、
*漆芸
*金継
*工芸基礎(デッサン、色彩学、立体造形)
をお好きなように講習できます。




2016年7月25日月曜日

11月の開講日カレンダー


11/16~22に講師が個展開催のため、
11/22(火)を休講とします。
よろしくお願いします。



10月の開講日カレンダー

10月の開講日です。
よろしくお願いします。


9月の開講日カレンダー


9月の金曜日は5週ありますので、
最終週はお休みさせていただきます。
よろしくお願いします。



8月の開講日カレンダー


8/12・13・16日は、お盆休みとなっております。
よろしくお願いします。


2014年9月4日木曜日

2014年 10月、11月そして12月の開講日

今回は、天神教室からの一コマです。

表に蒔絵、裏に唐塗を施した櫛の制作です。





蒔絵筆を使って丁寧に描いているのは…。



「木賊(とくさ)と兎」と、「打ち出の小槌」の意匠です。
木賊は研草とも書き、サンドペーパー(紙やすり)のない時代、
この草を乾燥させたものを、開いて使っていました。
最近だと、観賞用に植えられているのを見かけます。

さて、「木賊と兎」は、夫木(ふぼく)和歌集にある源仲正の歌、

「木賊刈る 薗原山の木の間より みがきいでぬる 秋の夜の月」からきているようです。

源 仲正 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%BA%90%E4%BB%B2%E6%94%BF


木賊は秋の季語、兎は月ということでしょうか。
この歌は、能の「木賊」のなかでも謡われています。

さらに調べると



「萩と兎」 (京漆の図案集 光村推古書院)


「兎と薄(すすき)」 ~赤楽兎文香合 伝 本阿弥光悦 
(琳派 出光美術館)

など、秋にまつわる草と兎の意匠はけっこうあるのですね。
勉強になりました。

ところで、櫛の裏はこんなかんじです。






さて、来月の開講日ですが…

来る11月に、工房ぬり松、の作品展があるため、
開講スケジュールを下記のように変更します。

<金曜日:天神教室> ・・・9:30~12:00
 10月 3・10・17・24日
11月 21・28日
12月 5・12・19日
   

<土曜日:姪浜教室>・・・9:30~12:00
  10月 11日・25日
11月 お休み
12月 13日
    

上記の日時に講習希望の場合は
ご予約をお願いしていますが、
ご希望に沿えない場合がございます。


何卒ご了承ください。

2014年8月25日月曜日

来月9月の開講日

今回は、姪浜教室からの一コマです。

虫食い塗りのお椀制作です。

漆に卵白を混ぜたものを「絞漆(しぼうるし)」と言います。



これは、漆でデコボコを作るときに使います。

お椀に細かくデコボコが作られているのがおわかりでしょうか。

固まった後(一週間くらい)、金属粉(錫消し粉)を蒔きます。



本日はここまで。

続きは、乞うご期待!!

さて、来月の開講日です。

<金曜日:天神教室>
 9月 5・19・26日
    ・・・9:30~12:00

<土曜日:姪浜教室>
  9月 27日
    ・・・9:30~12:00

上記以外の日時に講習希望の場合は
ご予約をお願いしていますが、
ご希望に沿えない場合がございます。
何卒ご了承ください。

2014年7月23日水曜日

2014年 8月の開講日



教室で、讃岐彫のお盆のお直しをしている方が、マコモ粉を蒔いています。

私、てっきりマコモ粉とは真菰という植物を焼いて粉にしたものかと思っていましたが違うんですね。

日本では、マコモダケから採取した黒穂菌の胞子をマコモズミと呼び、お歯黒眉墨漆器の顔料などに用いられてきた。」Wikipediaより

つまりはマコモダケの中に寄生する黒い菌なのですよ。

お歯黒にも使われていたなんてびっくりです。

しかもマコモダケは食用で、ヤングコーンみたいな味で美味しいらしいんですよ。

それで、もっと調べてみると、真菰は三重県三重郡菰野町や石川県河北郡津幡町が特産だそうで、下記のサイトで詳しく絵入りで紹介しています。

http://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/makomodake.htm

さて、来月の開講日です。
お盆があるので、1・2・4週の変則開講になります。

<金曜日:天神教室>
 8月 1・8・22日
    ・・・9:30~12:00

<土曜日:姪浜教室>
  8月 2・9・23日
    ・・・9:30~12:00

上記以外の日時に講習希望の場合は
ご予約をお願いしていますが、
ご希望に沿えない場合がございます。
何卒ご了承ください。


2014年5月26日月曜日

2014年  7月の開講日
























7月の行事と言えば「七夕」ですね。
 (有名な仙台七夕のように、旧暦で8月に行う地域もありますが)

七夕は、中国の『乞巧奠(きっこうでん)』という、
針仕事などの技術上達を祈る行事が原型だそうです。

  「乞」=お願いする
  
  「巧」=巧み。技
  
  「奠」=祀る


それが中国の唐で『牛郎織女(ぎゅうろうしょくじょ)』の民話と混ざり、
陰陽五行説にそって陽数(吉数)の“7”が重なる
旧暦7月7日に行われるようになると
“七夕”と呼ぶ星祭りに変化します。

七夕が、奈良時代の日本に伝わったとき、
『牛郎織女』の説話は、日本で『棚機津女(たなばたつめ)
と言っていたため、
“七夕”に、“タナバタ”の、訓みをつけました。

笹に結ぶ短冊には「漆芸上達」と書いておくと、
よいことが有るかもしれませんね(・ω<)



ところで、

小郡市の七夕神社には、棚機姫社神(たなばたひめこそ神)が祀られています。
姫社神は、新羅から来日し、福岡県糸島市の姫島や、大分の姫島を通って
大阪の比売許曽神社に鎮座した“阿加流比売神(あかるひめ)”だといわれています。


さらに、
『日本書紀』の応神天皇記に、
阿知使主(あちのおみ)親子が呉の国へ行き、
  兄媛(えひめ)
  弟媛(おとひめ)
  呉織(くれはとり)
  穴織(あなはとり)
の、四人の織縫工を連れてきたことが記されています。
“棚機”は機織のことです。

阿知使主ら一行が筑紫に到着すると、宗像氏が工女を求めたので、
兄媛を残して難波へ向かったとあります。

兄媛は宗像の地で、中国の高度な染色・機織り・裁縫の技術を広めたそうで、
現在は、 福岡県福津市奴山の縫殿神社に祀られています。



ちなみに穴織は、大阪府池田市綾羽の伊居太神社(いけだじんじゃ)に祀られており、
当社の由緒書によれば、
・・・ここに穴織、呉織の機殿、縫殿を建て、全国の婦女子を集めて技術を教育し・・・
とあります。

先日、世界遺産暫定リストに登録されて話題になった富岡製糸場では、
フランスの技術者が日本人に製糸技術を指導し、
そこで学んだ人たちが全国で技術指導にあたったそうですね。
似たようなことが、古墳時代の倭国でも行われていたようです。



また、田川郡香春町には“呉媛の墓”というものがあります。

















なんと、
・・・この地で弟媛・呉織・穴織の三人が住、み服織をしていたが、
     一人はこの地にとどまり、あとの二人は畿内に行った・・・
という言い伝えがあるのだそうです。


















呉織は香春に残ったのでしょうか?
謎です。
ただ、香春には新羅の製銅技術者がたくさん住んで、
香春岳で銅を採取・精錬していたそうです。

奈良の大仏様を作るとき、香春の銅が使われましたし、
宇佐神宮の放生会で用いる銅鏡は、ここ香春で鋳造されていました。
呉媛の墓がある場所は、鏡山という地名だそうです。



四人の織縫工を連れに呉へ行ったのは、応神天皇の治世でした。
応神天皇のお母さんは“神功皇后”こと、息長帯比売(おきながたらしひめ)です。

息長氏の先祖は、天日槍(あめのひぼこ)で、
アカルヒメを追いかけて来日した新羅の王子です。

阿知使主も東漢氏の祖先で渡来人です。
古代は、我々の想像以上にグローバルだったようです。
現代、日本のエンジニアがハイテク技術を新興国に伝えているのと一緒ですね。
漆芸も、こういった技術者集団の行き来の中で伝え・伝えられたのでしょう。





さて、来月の開講日です

<金曜日:天神教室>
7月 4・18・25日
    ・・・9:30~12:00

<土曜日:姪浜教室>
7月 5・19・26日
    ・・・9:30~12:00

上記以外の日時に講習希望の場合は
ご予約をお願いしていますが、
ご希望に沿えない場合がございます。
何卒ご了承ください。

2014年4月25日金曜日

2014年  6月の開講日

今月から、教室に神職の方がお見えです。

カブれ除け祈願・・・
ではありませんぞ。

祭祀のときに手に持つ「笏(シャク)」に
すり漆をするためです。

思いもよらぬニーズがあるものです。
神事の持ち物ですから、天然漆がふさわしいですね。



笏って何だろう? という方へ、
『松尾大社の神像』という本に、
わかりやすい図がありました。
奈良~平安時代の正装だそうです。





儀式のときに威儀を正すため持つ板で、
象牙や木でできているのだそうです。



『淮南子』という書物には、
周の武王が剣のかわりに笏を持つよう定めた
と記されており、笏は中国発祥なのですが、
いつから日本で用いられたか、はっきりしないそうです。

聖徳太子の頃ではないか?
と考えられているようです。

↓東京国立博物館『法隆寺宝物館』 より





















聖徳太子と言えば・・・
福岡市美術館で、『法隆寺展』開催中です。

法隆寺には、漆芸の銘品が多く伝わっていますが、
今回の展示は仏像、仏画が中心でした。

仏像好きの方はどうぞ。
6月1日までです。



さて、来月の開講日です

<金曜日:天神教室>
6月 6・20・27日
    ・・・9:30~12:00

<土曜日:姪浜教室>
6月 7・21・28日
    ・・・9:30~12:00
上記以外の日時に講習希望の場合は
ご予約をお願いしていますが、
ご希望に沿えない場合がございます。
何卒ご了承ください。

2014年3月27日木曜日

2014年  5月の開講日

福岡はすっかり春。
いつお花見に行こうか?という気分です。

え~、先週、「ぬり松、漆の教室」講師陣は、
研修のため輪島へ行ってまいりました。
















能登半島はまだ冬!
日本海で~す。











 















「四十沢木材工芸」
輪島市の木地屋さん。
なんでも木で作っちゃう、すごい技術です。



 















輪島屋善仁「塗師の家」

輪島塗と言うと、出来上がった漆器を運んで行商する姿を
想像していました。

江戸~明治時代の輪島には、
漆器のプロデューサーのような人たちがいて、
各地の顧客に魅力的な提案を行って仕事を掴み、
輪島に戻って職人さんの製作を指揮したのだそうです。
そして、そのような人達のことを“塗師屋”と呼んだとか。

塗師は顧客である豪商や豪農の奥座敷に通されるため、
そういう場で恥をかかないように
お茶、俳句、その他の芸事をひととおり修得し、
文化人としての教養を身につけたのだそうです。

「塗師の家」は廃屋になっていた塗師屋の建物を
昭和62年に復興したものだそうです。
柱や梁には漆が塗られ、釘隠し一つとっても見事な意匠。
広く見えるように錯覚を利用した工夫などあり、
説明を聴いて関心しきり。
塗師文化の深淵を垣間見ることができました。感謝。

「塗師の家」は、事前に相談すれば見学させて
いただけるようです。
善仁さんの漆器ギャラリーも素晴らしいですよ~!
輪島屋善仁HP
















  



「塗太郎」(田谷小路)
沈金体験。約1時間程度、沈金師さんから指導を受けました。
先生がすごく楽しい方で、別の意味でもウケました。

こちらの工房では、上塗師の作業も見学させていただきました。
速い!分厚い!無駄がない!
You Tubeに、塗太郎さんがアップした動画がありますが、
生で見ると感動します。

上塗師は、選ばれし者のみが許されるポストなのだそうです。
条件は「喋らない」「(酒を)飲まない」「遅刻しない」
「メガネもダメ」だそうで。
う~ん・・・厳しい!!
塗太郎HP




















「お宿たなか」
館内の床や柱が漆塗りです。
素足で歩くと、とっても気持ちいい~。
そして、漆器で供されるお食事。
至高のメニューでした。
お宿たなか HP


































飯林山 福正寺
浄土真宗のお寺ですが、事前に相談すれば、
珠洲焼や合鹿椀などの銘品を見学できます。

合鹿椀は江戸~明治時代に作られた民衆のための漆器。
得も言われぬ迫力があります。
寺内には講や仏事で使う膳がしまってありました。
今でも80~90人もの人が一同に介して膳を囲むのだそうです。
福正寺HP



漆器の本場でエネルギーをもらい、
ますますレベルアップしてゆきまーす。

さて、来月の開講日です

<金曜日:天神教室>
5月 2・16・23日
    ・・・9:30~12:00

<土曜日:姪浜教室>
5月 10・17・24日
    ・・・9:30~12:00

※上記以外の日時に講習希望の方はご予約を。

2014年2月27日木曜日

2014年  4月の開講日





















福岡市天神の新天町にあるギャラリー風で、
興味深い展示をしています。

九州大学の藤枝守先生による
サウンドインスタレーション。

石川県の七尾で採取した珪藻土を使っているそうです。
珪藻土を入れた水槽にマイクを仕込んで、
珪藻土が発する小さな音を聴くというもので、

ポコポコ  ぷくぷく・・・と
珪藻土の内緒話を聞いているような
不思議な感覚でしたヨ(゚∀゚)

展示は3/2まで行われています。























珪藻土とは?

植物プランクトンの一種の珪藻(ケイソウ)は、
湖沼や湾内など、流れがゆるやかな水中に発生します。

有明海で養殖される海苔の色落ちの原因で、
ときどき発生してニュースになる赤潮、
あれも珪藻なのだそうです。

珪藻が死んで沈殿し微生物に分解されると、
ガラス質の殻だけが残ります。

長い年月のうちに、珪藻の化石が主成分の岩石が出来、
それを「珪藻土」と言います。


珪藻土は、壁土や七輪の原料として知られています。
表面に小さな穴がたくさんあいており、
炭のように空気を浄化する性質もあるのだとか。
最近は、消臭剤の原料に使われているものも見かけます。

全国に分布しますが、北海道、石川県、
岡山県、大分県、鹿児島県には鉱床があるそうです。

特に、石川県輪島市では、小蜂山の珪藻土を、
蒸し焼き・粉砕し、細かい粉末にしたものを漆に混ぜ、
輪島塗の代名詞である「下地」として使っています。

漆塗りの下地粉には、京都山科産の黄色っぽい
地の粉も使われますが、
輪島塗の“本堅地” 技法には、珪藻土でできた
輪島地の粉を用います。






















さて、来月の開講日です。

<金曜日:天神教室>
4月 4・11・18・25日
    ・・・9:30~12:00

<土曜日:姪浜教室>
4月 5・12・19・26日
    ・・・9:30~12:00
      13:00~16:00
 ※土曜日の午後は自習です。
  講習希望の方はご予約ください。


あたたかくなってきたところで、
懇親会を企画しております♪

3月中にご都合をうかがいますので、
よろしくお願いします(^o^)


2014年1月21日火曜日

2014年 2月の開講日

















大寒というだけあって、寒さが身に沁みます
な~。
福岡では珍しく、雪が降っています。


今ではすっかりおなじみの「雪の結晶」です
が、日本で最初に研究したのは、江戸時代
のお殿様で、下総国(茨城県)古河藩主の
土井利位(どいとしつら)という人だそうです。

 茨城県ホームページに詳しく紹介されて
います。
(古河歴史博物館蔵の「雪華文蒔絵印籠」
の画像も見ることができます)

~以下抜粋~
利位は空から舞い降りる雪に魅せられ、
家老である
蘭学者・鷹見泉石とともに
観察を
続けていました。
 
その観察の仕方とは、雪が降りそうな寒い
夜、
あらかじめ黒い布を外にさらして冷却
しておき、
その布で受け止めた雪を黒い
漆器の中に入れて、
息がかからないように
注意しながら蘭鏡(顕微鏡)で
見る
という方法です。


なんと、漆器がこんなところで活躍していた
とは。

おぉこれは!
と思い、黒塗りの手板を手に外へ。
しかし、これがなかなか難しい。

ぼやぼやしているとすぐ溶けてしまいます。
ショボン(;_:)













雪が溶けないうちに一連の動作をこなすには、
かなりの手際が求められそうです。

二人の男が夜な夜なあらわれ、
息をひそめてキビキビと何かをしている。
鬼平に見張りを付けられそうですね。


そうして20年かけた研究結果が
『雪華図説』『続雪華図説』として出版され
ると、結晶図は人々をもトリコにし、町人
から武士まで幅広い層で雪華模様が流行。
利位は「雪の殿様」と呼ばれたそうです。


静嘉堂文庫に雪華をあしらった印籠を見つ
けました。

はぁ~っ、と、ため息の出る美しさ。
この結晶は、息がかかっても溶けません(^O^)

静嘉堂文庫ホームページ




雪華蒔絵印籠
羊遊骰子銘








さて、2月の開講日です。

<金曜日:天神教室>
2月7・14・21・28日  
    ・・・9:30~12:00

<土曜日:姪浜教室>
2月1・8・15・22日  
    ・・・9:30~12:00
  13:00~16:00
※土曜日の午後は自習です。
  講習希望の方はご予約ください。


では、みなさまお風邪など召されぬよう
あたたかくしてお過ごしください。















2013年12月6日金曜日

来月 1月の開講日

今年最後の「開講日お知らせ」となりました。

本年も、たいへんお世話になりました。
感謝の気持ちを込めて、以下長文です。


この頃、デパートの食品売り場へ行くと、
おせち料理の注文受け付けをしていますね。

数日かけて仕込みをして、漆塗りの重箱に料理を詰める・・・
やりたくてもできないのが現代社会に生きる苦しさ。

我が家では、毎年ダウンサイジングし、
しつこく手作りで乗り切っていますが、いつまで続くのか。




そもそもおせち料理とは、
奈良~平安時代に中国から伝わった五節句に由来するとか。

五節句は

1月1日「正月」
3月3日「ひな祭り」
5月5日「端午の節句」
7月7日「七夕」
9月9日「重陽(菊)の節句」

と、年に5回あり、本来は陰陽思想によるもので、
邪気を払う儀礼を行ったり、
特別な料理を仕立てたそうですが、
日本の農耕儀礼と習合・変化したようです。


そこで正月は「人日の節句」です。

古代中国では、
1月1日=鶏、2日=狗(いぬ)、3日=羊、4日=猪、
5日=牛、6日=馬、7日=人、8日=穀物

とし、その日が当番の生き物については、
殺さず大切にし、天候でその歳の吉凶を占ったのだそうです。


それが日本では稲作文化の影響で
「人日の節句」の料理が
“歳神様への供物” となり、
“一族の繁栄を祈る料理” と変化したのですが、
漆塗りの重箱に詰めるようになったのは、
庶民に漆器が普及した明治時代に入ってからだそうで。


最近、市販のおせち料理が入っている重箱や、
専門店以外の店で売られている重箱もほとんど
プラスチックでできている現状を見る限り、

「漆器におせち料理を詰める習慣が続いたのは、せいぜい100年ほどでした。」

ということにならないよう、
ぜひ下記を読んでから年を越してくださいませ。


金沢工業大学の小川俊夫教授の研究がよく知られていますが、
実験で、「漆塗り」と「プラスチック」の板を用意し、
1mlあたり20万個の大腸菌を置いて、同じ環境で24時間放置したところ
「プラスチック」は6万個
「漆塗り」は26個
になっていたそうです。

このような実験は、下記にも報告されています。
京都漆器工業組合さんの記事


プラスチックやウレタン塗装の重箱をお持ちの方、
内側だけでも漆を塗ってみたくなりませんか?

そう思われた方は、ぜひ「ぬり松、漆の教室」へ!


・・・ (^_^;) お後がよろしいようですが、

みなさま、
漆器のある食卓で、
毎日に少しでも喜びを。

良いお年をお迎えくださいませ。

- - - - - - - - - -

 
2014年1月開講日のお知らせです。
年始はお休みしますので、第②③④週
に開講いたします。

当月から、教室が2箇所に分かれますので、お間違えなく。

<金曜日:天神教室>
1月10・17・24日  
・・・9:30~12:00

<土曜日:姪浜教室>
1月11・18・25日  
・・・9:30~16:00で、3時間くらい

では、また来年 (^^)/

2013年11月15日金曜日

来月 12月の開講日

11月13日は「うるしの日」です。

平安時代、文徳天皇の第一皇子・惟喬親王が京都・嵐山の法輪寺に参籠し、
満願の日に漆の製法を虚空蔵菩薩から伝授された

という伝説をもとに、
日本漆工芸協会が1985(昭和60)年に、その満願日(11月13日)を
うるしの日として制定したそうです。

惟喬親王が漆の技術を人々に教えたというのは、あくまでもお話ですが、
木地師や漆掻きなどの職人さん達の間では虚空蔵菩薩信仰があり、
木地の傷などを埋める漆パテ「木屎(こくそ)」は、「虚空蔵」からネーミング
されたという説もあります。


今年の春、京都大原へ惟喬親王のお墓参りに行ってきました。
宮内庁の陵墓参考地になっています。
同じく大原には、惟高親王に仕えた人の子孫と称する久保氏が祀った
江文神社もあります。


江文神社のご祭神は、惟喬親王ではなくて、
「倉稲魂神・級長津彦神・軻過突智神」でした。
ひらたく言えば、お稲荷さん、風の神様、火の神様。
なんだか、金属精錬をする人たちが祀りそうなご祭神ですね。


4月9日でしたが、京都市内よりも桜の開花が一週間ほど遅いせいか、
観光客はほとんど見かけず、
ゆったりと、満開の桜と惟喬親王関連遺跡を満喫できました。
















さて、翌月開講日のお知らせです。
年末をお休みにしますので、第一・二・三週目の開講となります。

<金曜日> 
 12月6・13・20日

<土曜日> 
 12月7・14・21日

9:30~12:00の開講となります。


- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
<おしらせ>
教室を運営している「工房 ぬり松、」が、
東京・銀座で展示会開催中です。
11月20日まで。
工房ぬり松、ブログ

2013年10月7日月曜日

来月 11月の開講日

“上塗の秋”

いよいよ漆人にとっていちばん仕事がしやすい季節がやってまいりました。

上塗をビシっと決めたい!
しかし、いかんせん教室の環境では、おそうじをしても限界があります。

上塗の際など、ホコリが気になる作業のときは、
「工房ぬり松、」の仕事部屋をお使いください。


自動車の方は、福岡都市高速 姪浜ランプおりてすぐ。

バスの方は、
天神ソラリア→石丸新町(新室見)
天神ソラリア→石丸新町(都市高速下)

で、約20分ほどです。
高速に乗るので、博多湾に浮かぶ島々を眺めながら、あっと言う間に到着ですよ♪


教室開講日は、開放したいと思いますが、
いちおう1週間前にご確認ください。
駐車場、詳しい場所などは直接ご説明しますので、遠慮なくお申し出ください。




では、翌月開講日のお知らせです。
当月は、11/23が祝日ですので、第三土曜日のみ変則となります。

<金曜日> 
 11月1・15・22日

<土曜日> 
 11月2・16・30日

9:30~12:00の開講となります。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

<見学 体験について>  
  開講日の9:30~12:00の間  
   開講日が不明の場合はお気軽にお問い合せください。 
   電話(マツオイ  ジュン) 090-9409-3103 または 092-834-4805(工房 ぬり松、) 
   メール nurimatsu@gmail.com
   体験は素地手配の都合上、2週間前までにご連絡をお願いします。
        (お箸、スプーンは3日前でもOKです。)
   

 
 
  体験講座メニュー
    費用は材料費+素地代となります。その他に必要な道具は貸出します。

  <材料費> 小:箸、スプーン、盃    大:皿 
    
    ①漆絵(うるしえ) 
       小:300円 / 大:500円
       ・・・赤、黒、黄、緑、青、紫、白(ベージュ)の色漆で絵を描きます。
    ②銀蒔絵(ぎんまきえ) 
       小:300円 / 大:500円
       ・・・銀粉を使って絵を描きます。
          ※銀粉は「銀色」ではなく、黒っぽい金属色の「いぶし銀色」になります。
    ③金蒔絵(きんまきえ) 
       小:900円 / 大:1500円
       ・・・金粉を使って絵を描きます。
    ④沈金(ちんきん) 
       小:600円 / 大:1000円 
       ・・・塗りの表面に絵を彫って、そこに金色を入れます。

     ※金、銀は時価です。変動する可能性があります。

  <素地代>

   























 ・お皿 (天然漆塗 黒)           2200円
 ・塗り箸(天然漆塗 赤か黒)        1000円
 ・すり漆の箸(竹に天然漆塗装)     600円
 ・すり漆のスプーン(竹に天然漆塗装) 600円
 ・朱盃(赤いさかずき)(天然漆塗)   2000円
    

2013年9月6日金曜日

来月 10月の開講日

今年の夏は空前絶後に暑かったですね~。

気温が高すぎると、塗面に「焼け」「縮み」が出るので、
風呂の管理に気をもみましたが、
そろそろ秋の虫が季節の変化を告げています。
これから徐々に、漆塗りに適した環境になってきます。

福岡の気候なら、常温でキリッと艶をあげるには、
11月が最適でしょう。

その頃に上塗りができるように計画・・・できるといいですね(・∀・)゛゛


では、翌月開講日のお知らせです。

<金曜日> 
 10月4・18・25日

<土曜日> 
 10月5・19・26日


9:30~12:00の開講となります。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

<見学 体験について>  
  開講日の9:30~12:00の間  
   開講日が不明の場合はお気軽にお問い合せください。 
   電話(マツオイ  ジュン) 090-9409-3103 または 092-834-4805(工房 ぬり松、) 
   メール nurimatsu@gmail.com
   体験は素地手配の都合上、2週間前までにご連絡をお願いします。
        (お箸、スプーンは3日前でもOKです。)
   

 
 
  体験講座メニュー
    費用は材料費+素地代となります。その他に必要な道具は貸出します。

  <材料費> 小:箸、スプーン、盃    大:皿 
    
    ①漆絵(うるしえ) 
       小:300円 / 大:500円
       ・・・赤、黒、黄、緑、青、紫、白(ベージュ)の色漆で絵を描きます。
    ②銀蒔絵(ぎんまきえ) 
       小:300円 / 大:500円
       ・・・銀粉を使って絵を描きます。
          ※銀粉は「銀色」ではなく、黒っぽい金属色の「いぶし銀色」になります。
    ③金蒔絵(きんまきえ) 
       小:900円 / 大:1500円
       ・・・金粉を使って絵を描きます。
    ④沈金(ちんきん) 
       小:600円 / 大:1000円 
       ・・・塗りの表面に絵を彫って、そこに金色を入れます。

     ※金、銀は時価です。変動する可能性があります。

  <素地代>

   























 ・お皿 (天然漆塗 黒)           2200円
 ・塗り箸(天然漆塗 赤か黒)        1000円
 ・すり漆の箸(竹に天然漆塗装)     600円
 ・すり漆のスプーン(竹に天然漆塗装) 600円
 ・朱盃(赤いさかずき)(天然漆塗)   2000円