ラベル 作品集 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 作品集 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2017年7月17日月曜日

新作紹介


姪浜教室は姪浜駅から15分ほど歩きます。
場所柄、自動車で通う方も多いです。

伊万里からバイクでお越しの方もいらして、
さすがに、着いたらまず一休みですね。

そんなわけで、生徒さんが到着したら
お茶をお出ししています。

そのときどき、珍しいお菓子を用意するのも
楽しみです。
もちろん、漆の器に盛って♪




雑談で盛り上がることもあれば、
作家さん同士の情報交換の場になることも。

作品の値段をどうやってつけるか?
どこの売り場がいい感じか?

なかなか同業者には聞けないようなことも、
仲間内ですから相談しやすいですね。



今回は、10周年記念展示会のお知らせもあり、
ひとしきりおしゃべりに花が咲きました。

暑中通っていただく中、
素敵な作品ができあがりましたので、
ご紹介します。


まずは、木地物を変り塗りで仕上げた作品。
この方は木工作家さんで、木地はご自分で作られました。
立ち上がりの美しい板皿です。

せっかくのケヤキ材ですので、
木目が出るよう、錫粉を蒔くときに加減しました。
夏にふさわしい、涼やかな作品になりましたね。


もう一点は、金継の大作です。
1ヶ月に2回ほど参加の方ですので、
一年以上かけて完成させました。

古唐津の陶片による呼び継ぎです。

陶片の隙間は梨地で埋めました。
格調高い仕上がりです。




これほどの作品となると、宝物です。

桐箱を作りましたので、
出来上がるのが楽しみですね。

おつかれさまでした。

2017年5月14日日曜日

土曜日の講習日について



姪浜教室は隔週(第2・4)開講でしたが、
受講者が増えてきましたので
毎週開講することになりました。

※講師が展示会などで開講できない
日もあります。
予定表でご確認ください。

開講時間は9:30~12:00で変更ありません。
エアリザーブからご予約できます。


今年に入ってから、
木工作家さんや大工さんなど、
木に関わるお仕事をされている方が
受講されるケースが増えております。

20代のヤングな大工さん、
木造建築専門のお仕事をされています。

道具の墨壺をご自分で作られるそうで、
先輩方が趣向を凝らしているのを見て、
「そうだ、漆で!」
ということで、
最初に出来上がった作品がこちら。


ひとひねりあったほうが良いかなと、
松煙を使って渋めに仕上げました。
Cool!

姪浜教室では、金継も講習しています。
こちらは、水色金という珍しい粉を使った作品。
たいへん上品な仕上がりになりました。

長~い「入(ニュウ)」。
ここで純金を使うと、せっかくの絵よりも
金のほうが主張してしまいます。

水色は、金と銀との合金です。
青金は金8:銀2
水色金は金6:銀4

金粉と銀粉を同じ比率で混ぜただけでは
いけません。銀のところだけ変色します。

銀は空気中の硫黄と反応して硫化銀になるので、
黒ずんでしまうのです。

水色金は完全に混ざった合金ですので、
変色の心配はありません。

姪浜教室では、
*漆芸
*金継
*工芸基礎(デッサン、色彩学、立体造形)
をお好きなように講習できます。




2017年3月10日金曜日

螺鈿と銀箔の魔法♪

最近の参考作品をご紹介しまーす♪

漆芸技法の中でも、螺鈿は特に人気です。

竜宮城のような色彩とキラキラ感に、
魅了されない人はいないのでは?


しかし、実際にやると簡単ではありません。

薄貝を貼ってから漆で塗りこめますが、
その後の研ぎがなかなか難しいのです。

貝は薄いので、力を入れすぎると剥げてしまったり、
ヒビが入ることもあります。

Fさんの螺鈿、たいへんきれいに仕上がりました。

貝を破損することなく、きれいに研ぐことができました!
この飴のような輝き、たまりませ~ん。

 みじん貝を蒔いたものも、ドリーム感あります!


お孫さんにプレゼントするために、根気よく制作を続けたFさん。


こんな素晴らしい器を使うお孫さんが羨ましいですね!


続いて、Nさんの小箱です。

寄木細工で松を表現した珍しい品ですが、
割れや欠損があって使用できない状態だったので
修繕しました。

補修してこのような感じに。

これはこれで重厚感がありますが、
ヤングな女性には、ちょっと地味かな、

ということで、
若いNさんに合わせてアレンジをご提案♪
思い切って、松の部分に銀箔を貼ると・・・


いかがでしょうか?
雰囲気ががらりと変わりました!

元通りに修復したり、
目立たないように傷を埋めるのはもちろん、
今回のように、ワンポイントでモダンにアレンジしたり、
まったく違う仕上げに塗りなおすことも。

漆って、際限なく遊べますよ~










2016年6月24日金曜日

木賊蒔絵提箱の漆による修理作品

Fさん(女性)は一昨年の秋から博多漆芸研究所で学び始めました。

主に、ご自宅にある漆塗りものの修理を続けています。



この沈金(ちんきん)の重箱の蓋は、塗りの剥がれや欠け、割れを丁寧に修理し、

直した塗りの仕上げには、銀梨子地粉(ぎんなしじふん)を蒔き、

梨子地(なしじ)塗りにしました。

(梨子地塗りとは、蒔絵の地の仕上げ方の一つです。
この方法で隙間なく梨子地粉を蒔き詰めると、
梨の皮に似るところからこの名がつけられています。
今回は、ぼかすように蒔いています。)


それと同時に行っていたのが、下の木賊(とくさ)の蒔絵提箱の扉の修理でした。

梨子地塗部分は塗りの剥がれ、裏は板の継ぎ目に亀裂が入っていました。




まずは亀裂を直し、表の剥がれ部分の除去、

場合によっては下地で埋め、

塗りを重ねて、整ったところで、銀梨子地粉(元の粉の大きさを見極めて)を蒔き、

梨子地漆を塗ったところ…、なぜか乾きが悪く、

昨年11月の作品展の出品を泣く泣く諦めました。

もう一度、梨子地粉から蒔き直し、上塗り、上塗り研ぎ、磨きを重ねやっと完成しました!!




何が難しかったかというと、すべての工程を、

木賊の蒔絵部分を外して行わなければならなかったところです。

なぜなら、古い物なので下手にマスキングの類を使用すると、問題がおきそうだったからです。


身の方も部分的に、剥がれ、割れがありましたのでこれも直しました。


途中めげそうになるようなシチュエーションもありましたが、

根気よく丁寧に仕上げた結果、

きれいに直すことができました。

これで孫の代まで大丈夫!!

そうそう、接着も、もちろん漆を使いましたよ。




2016年5月7日土曜日

変わり塗りに挑戦

Fさんは昨年の秋から博多漆芸研究所で学び始めました。

お手持ちの木工品に漆を塗ったり、
ご自宅にあった漆器の修理をされるうちに、
ちょっと新作を作ってみたくなりました。

ちょうどそのとき
博多漆芸研究所の講師をつとめる
工房ぬり松、の個展を見て、
展示作品の中に、ぜひ自分で作ってみたい作品があった、
ということで・・・チャレンジです。


他の作品と並行ですが、約5カ月で完成しました!!










ぬり松、の作品と同じ材料・工程で制作しましたが、
本家とは一味違った、Fさんの個性が発揮され、
力強い作品になりました。


Fさん、完成をすごく楽しみに制作されていました。
今回は特別に印判屋さんで雅印を作ってもらったそうです。

作品に押すと、なんとも芸術的。
かっこいいですね~~~!





博多漆芸研究所に入って1年未満ですが、
もう、このような作品を作ることができました。
すごいですね!

Fさん、お疲れさまでした!

変わり塗りは発想次第で限りなくアレンジできるので、
ここから更なるオリジナル技法に発展させていきましょうね♪










2015年8月9日日曜日

生徒さんの漆作品が、どんどん完成しています

暑い日が続いています。

皆様、お変わりありませんか。

さて、今回は、ここ数ヶ月で完成した、生徒さんの作品をご紹介します。




まず、ご紹介しますのは、木工旋盤をご趣味でされている方の作品です。

つまり、木地も創作です!!


銀箔を散らし、上から梨子地漆を塗ったものです、面白いですね。



これは、いわゆる根来塗。
光ってます!!







これは、、塗りが剥がれていた讃岐盆をお直ししたものです。

大変立派になりました。





次は、赤漆と呼ばれていた、蘇芳で木を染め、

その上から摺漆や溜塗りをする技法にチャレンジしています。

この技法は大変古く、正倉院の時代からありました。



出来上がりが楽しみですね。




最後は、木地溜塗りの半月盆です。

この方は、木工を趣味にされている方で、

作品制作に活かせる塗りを

教わりに来ていました。

短期間でしたが、力作が出来ました。



こんなかんじで、他にも完成品が出てきていますので、

そろそろ我が教室の作品展でもしようかと思っています。




2015年1月9日金曜日

今年も始まりました!!第一弾の完成品は棗と茶杓でした!!














本日が、新年の初教室でした。

システムが月謝制からチケット制に移行しましたが、何の混乱もなく始まり一安心でした。

早速、本日の完成作品から~。

Sさんの黒の棗と茶杓4本です。

10代の頃に祖母が買っていただいたというお稽古用の黄口の棗を黒に塗り替えました。

仕上がりもうまく磨き上げられることが出来ました。

お疲れ様です!!























さて、ここでおしらせです。

工房ぬり松、が参加する企画展が今月始まります。



いつもお世話になっております

Gallery Enlace(福岡市 大名)にて、

企画作品展を行います。

ギャラリーがセレクトした作家4名によるものです。

どうぞご高覧くださいませ。

~~~~~~~展覧会情報~~~~~~~

2015悠悠展 vol.1

時 2015年1月13日(火)~1月25日(日)※月曜日休廊
11:00~20:00(最終日は17:00)

ところ 地図はこちら→Gallery Enlace

参加作家(あいうえお順)

川村 愛 (日本画)

工房ぬり松、 (漆芸)

中津留 友子 (版画)

柳 亜美 (陶芸)






2013年12月29日日曜日

ぬり松、漆の教室 COLLECTION 2013         ~今年の作品です~


もういくつ寝ると~♪
         お正月~♪


お正月といえば漆器ですね。

100円均一に売っている漆器モドキも、昔ながらの漆器デザインを
踏襲しているのがほほえましい(顔は笑っていませんが)


本物の漆器は、天然木で作られた素地に丹精込めて
手をかけてゆきますが、工程数は15以上あり、
月に3回のお稽古なら、完成まで半年程度は必要です。
(乾漆で素地から作る場合はもっとかかります)

長丁場で挫折しそうなときは、
使うときの景色を想像すると、元気が出てきます。

自分で使いたい
お友達を招いてお食事するときに使いたい
大好きな方への贈り物にしたい

一人暮らしを始める我が子に持たせたい

など、みなさん様々な思いをこめて作られます。


とくに年末になると、
「お正月に間に合わせたい」というエネルギーで
集中力がいつもより ↑ するような気がします。















2013年も個性あふれる名作がたくさんできました(^^)

ごく一部ですが、ご紹介します \(^o^)/













Yさん作
教室のお仲間が挽いた木地に
すり漆をしました。
ケヤキ材の艶が美しく、品があります。
この艶はウレタン塗装では出ませんね~。















同じくYさん作
大分産の竹木地にすり漆をしました。
口当たりがよさそうですね。
寒い季節は特に、重宝しそうです!
















Jさん作
ご本人のキャラクター同様、
お洒落な作品に仕上がりました。
この器がひとつあるだけで、
テーブルが華やぎます!
















Nさん作
なんと、ご自分で作られた竹の笊!
に、すり漆をしました。(すごいんです)
これでグッと長もちしますね☆
渋い色合いも素敵です。
















同じくNさん作
この作品、なぜか見ていて和むんです~。
この伸びやかなデザインは真似できません!
日曜日に、ゆっくりお茶をいただくときなど、
ピッタリ。
















Iさん作
夫婦椀です。
Iさんには、とっても美しい奥様が
いらっしゃいます。
旦那様が作ったお椀でお食事♪ 
なんて、うらやましいですね~。


それではみなさん、
今年もお世話になりましたm(__)m

手作りの漆器で迎えるお正月を心ゆくまで
お楽しみいただけたら幸いです。

お正月に間に合わなかった方も、
次のお正月に向けてがんばりましょう!


よいお年を~!

2013年4月24日水曜日

来月5月の開講日

今日の福岡はあいにくの雨です。

気温も定まらず、着るものに困りますが、植物や作物にとっては、大事な雨だと思うと、優しい気持ちになります。

さて、来月の開講日は以下の通りです。


 5月10日(金)、11日(土)、17日(金)、18日(土)、24日(金)、25日(土)。

見学は、いつでも可能ですよ。

下の画像は、Yさんの自作の木地に拭き漆をした作品です。

いい艶が出ました。

木目がとてもきれいです。






2012年11月18日日曜日

12月の開講日と今月の作品

九州場所が始まると師走の足音が聞こえてくるようです。

 さて、来月は年末のため、日にち確認くださいませ。

 開講日は以下の通りです。


  10月1日(土)、7日(金)、14日(金)、15日(土)、21日(金)、22日(土)。
 12月1日(土)、7日(金)、14日(金)、15日(土)、21日(金)、22日(土)。



見学の方も随時、受付中です。

下の作品は、Nさんの根来塗り五寸丸皿です。
竹工芸が御趣味のNさん、最初に作った木胎の皿です。
とても奇麗に仕上がりました!
お疲れ様です!!。





2012年10月15日月曜日

11月の開講日と今月の作品

昼間は暖かいけど、空はもう秋の色。
食べ物がおいしい季節になりました。

 さて、来月11月は祝日の関係で移動します。日にち確認くださいませ。

 開講日は以下の通りです。


  10月2日(金)、10日(土)16日(金)、17日(土)、24日(土)、30日(金)。


見学の方も随時、受付中です。

下の作品は、Yさん思い出の箱の修理作品です。
側面と見込み、底にハガレがありましたが、見事綺麗になりました。
Yさん、頑張りました~、お疲れ様です!!。



2012年3月4日日曜日

作品、ぞくぞく完成!



作品がぞくぞく完成しています。
上から1番目、2番目の籃胎漆器は、実は素地から作っています。
作者のNさんは竹工芸が趣味で、自作の竹製品に漆を塗りたいとの思いから、漆教室に通い始めました。

3番目のお膳は、ご自宅にあったものの塗り直しです。Yさんの作品です。3年かかりました!


2011年11月7日月曜日

生徒作品~3(今までの)













































Fさんの五寸丸皿作品です。真中にワンポイントで螺鈿が意匠されています。
磨きもしっかりです。

2011年10月21日金曜日

生徒作品~2(今までの)

Y氏制作 唐塗り八寸干菓子皿おもて

Y氏制作 唐塗り八寸干菓子皿うら
Y氏制作の唐塗り八寸干菓子皿です。仕掛け箆からつくりました。
力作です。