2016年1月25日月曜日

教室名称変更のお知らせ 博多漆芸研究所

「ぬり松、漆の教室」をご愛顧くださり、まことにありがとうございます。


当教室は8年前、習い事で楽しんでいただくことを目標に始めました。


当教室の特徴は、
漆芸作家として活動している「工房 ぬり松、」が、
自身の独自技法も含め、あらゆる「知りたい」におこたえする点にあります。


その結果、近年はクラフト作家として活動している木工作家さんのお手伝いを
することが増えてまいりました。
そういった方には、道具や材料の仕入に関するアドバイスなども行っております。

もはや、一般的な「教室」の範囲を飛び出しているのでは?
と思いました。


そこで、

趣味で楽しんでくださる方
本気で自主制作に打ち込む方
作家を目指す方
プロの作家さん

みなさんの学びを総合的に表現できる名称を検討した結果、
このたび、教室の名称を「博多漆芸研究所」に改称することとなりました。


改称による受講システムなどの変更はございません。


何卒、今後とも変わらぬおつきあいのほど
よろしくお願いいたします。


2016年 春









2016年1月6日水曜日

あけましておめでとうございます


昨年は、「ぬり松、漆の教室 文化祭」を開催。

教室で制作した作品や、各自の得意分野の作品を
発表することができました。

様々な技法の塗り物、手工芸品が並び、
「興味深い展示だった」とのご感想を多数いただきました。

次は2018年に迎える10周年の節目で
展示会を開きたいと思います。










さて、制作をよりエキサイティングにしてくれるのが、「木地」です。
良い木地に出会うと、制作意欲が湧きますね!

講師陣は、年末に、木地を求めてうどん県へ
行ってまいりました。



やっぱりうどん。
本当においしかったです!




いざ、挽物をされている武田木工所さんへ。
もう十数年来のおつきあいです。



宝の山!

夢中のトレジャーハンティングで
木粉だらけになりました(笑)
器って、ほんのすこし、微妙なカーブの違いで
まったく別のものに見える不思議。



いろいろ並べて検討しました。



そして、今回は、鉢物を購入しました。
鉢物のような大きな木地は、
素人さんでは入手しにくいですね。


それから、意外と知られていませんが、
塗り方によって木地の形が変わります。

例えば、すり漆なら薄手
本堅地なら厚手になりますし、
口の処理も変わってきます。

安いと思って飛びついたら・・・

よく乾燥できていない木地で、
すり漆をしたら変形してしまったり。

表面に薄い木の皮が貼ってあり、
中は木屑を固めたものだったり。


インターネットで多くの情報や道具類が手に入る
世の中になりましたが、
漆塗りはまだまだ、独学では難しい世界ですね。


新木地は、明日、
新年最初の教室でお披露目します。
お楽しみに!




香川駅のKioskで、
おみやげにおすすめの物を見つけました。
食べだしたら止まらない
「揚げうどんぴっぴ」

うどんを揚げてあるだけのようですが、
恐るべしさぬきうどん!